Nagomeのブログ(将棋など)

将棋をこよなく愛するNagomeが、将棋などについて思いつくままに書いていきます。

Abema TVトーナメント決勝 藤井聡太七段 vs 佐々木勇気六段

本日はAbema TVトーナメント決勝、藤井聡太七段 対 佐々木勇気六段 戦が放映された。

 

結果は、第1局で惜敗したものの第2・3局を制勝した藤井七段が優勝。

今回のトーナメントを振り返ると、安定感のある(時には渋い)指し回しを見せた藤井七段の強さが目立った一方、佐々木六段のはっとするような天才的な指し手に魅せられた。中でも、予選の永瀬七段戦の第2局の逆転術と、決勝第1局の「6四桂」(下図)が印象に残った。 

 

時間が短い将棋ならではの一手(時間が長いとプロレベルでは正しく対応されて逆転に至らない)なのだろうが、そういう手を捻りだせるところに佐々木六段の勝負強さがあるし、また、そこにAbema TVルールの醍醐味があるのだろうなと感じた。

是非、2回目も開催してほしいところである。